子育てお疲れ様です。モリゾーです。
私は今では2児の親ですが、もちろん昔は子供でした。
自分が子供を育てていくにあたって、どうすれば子供を正しく育てていく事ができるのか、自らの育てられ方を振り返り考えました。(今でも考え続けていますが)
そして、自分なりの、考えをまとめたので、共有させてください。
多少なりとも子育てにあたって参考になれば幸いです。
子育ての正解とは?
「子育てに正解はあるのだろうか」
親なら一度は考えたことがあるかもしれません。
タイトルにある通り、子育てに正解はあります。
そもそも子育ての正解とはなんだと思いますか?
私の考える正解とは、「親が育って欲しい大人に育てられる育て方」です。
自分の子供はどんな大人になって欲しいですか?
「優しい人になって欲しい」
「周りから愛される人になって欲しい」
など、こんな風に育って欲しいという理想像があると思います。
その通りに育ってくれた場合、それは育て方が正解だったと言えるのでは無いでしょうか?
ではどうすれば、そんな風に育てることができるのでしょうか?
正解は存在するが誰も分からない
子育ての正解はズバリこれです!
と一言で言える答えはありません。
なぜなら、子供はそれぞれ個性があり、その子に合わせた育て方をしなければならないからです。
よく「子育てに正解はない」と言われますが、それは「すべての子どもに解答できる正解がない」という意味です。
他人の子供の事はよく分からないので、子育ての正解を教えることが出来ません。
子供の個性、つまり性格や傾向について、誰が一番詳しいと思いますか?
幼稚園や学校の先生ですか?おじいちゃん、おばあちゃんですか?それとも友達ですか?
それは親です。
正解は誰にも分からないですが、もっとも正解できる可能性があるのが親なんです。
では、どうすれば育て方の正解に近づけるのでしょうか?
正解に近づくために必要不可欠な2つのもの
子育ての正解に近づくために必要不可欠な2つのものがあります。
愛情
まず、最も大切なものとして「愛情」です。
子供を育てる上で、全ては愛情の上に成り立っていると言えます。
自分の子供への愛情を親以上に持っている人間はいません。
子供が小さいうちは愛情さえあれば、問題ないとすら思えます。
でも子供が10代になるくらいからは、行き過ぎた愛情に気をつけたいです。
なぜなら、親が愛ゆえにやってあげることが必ずしも子供にとってベストとは限らないからです。
なんでもやってあげてたら、成長しないですし、自立もしにくくなります。
独りよがりな愛情は、時に子供にとって害になり得ます。
子供の意見、子供の決定を尊重する事が大事だと考えます。
コミュニケーション
コミュニケーションは本当に大切です。
なぜなら、コミュニケーションによって信頼関係が構築されていくからです。
子供を育て、教えると言うことは、子供の考え方を変えるということです。
普段の様子を見てるだけで子供の考えていることが分かりますか?
分からないですよね。
「いや大体分かるよ」と、思った方は、ほとんど子供の考えてる事が分かってないと言って間違い無いしょう。
質問して、よく話を聞いてあげて子供が何をどう考えているのかを知るようにしてください。
ちなみに、常に本音を言ってくれるわけではないです。
親に気を使って、親が喜びそうなことを言いますから。
「多分こんな風に考えてるだろう」と決めつけて接していると、本当の子供とあなたの考える子供像の乖離がどんどん広がっていってしまいます。
そして、「親は何も分かってないな」と思われ、挙げ句の果てには、親に何を言っても無駄と感じ、心の内を話さなくなります。
コミュニケーションは毎日の積み重ねが大事です。
何かあったらなんでも親に相談してくれる、そんな関係を目指したいですね。
そうなれば、親の言うこともよく聞いてくれ、親子の絆が強まるので、親が育って欲しい子供に育てられる可能性がグッと上がります。
育児においてやってはいけない2つのこと
子供に対してやってはいけないことを2つあげます。
他の子供の育児方法をそのまま流用しない
自分の両親や義理の両親から、「男の子は、こう育てればいい」とか、ママ友から「うちはこうしたら言うことを聞くようになった」とか聞いたときにそのまま流用しないでください。
男の子とか女の子とか、活発な子とか大人しい子とか、そんなザックリした分類は出来ません。
1人1人違う性格や特徴を持っているので、他の人の子育て方法は当てはまりません。
あくまで「そんなパターンもあるのか」と参考として覚えておくのがいいです。
そして、うちの子ならもうちょっとこうした方が良さそうだ、とカスタマイズして使ってください。
子育ては「100%オーダーメイド」です。
感情に任せて怒らない
親が感情のままに、怒鳴ったり、叩いたりしたらどうなると思いますか?
嘘をついたり、隠し事をするようになります。
そして、怒鳴ったり、叩いたりするようになります。
ハッキリ言って、恐怖政治にはメリットよりデメリットの方がはるかに多いです。
叱る事は必要ですが、そのために、怒鳴ったり、暴力は必要ありません。
怒鳴ったり、叩いてる人は自分がやられたからやってるだけですよ多分。
根気強く、理由を説明して繰り返し教えればOKだと思います。
終わりに
「子育てに正解はある」というのがこの記事のタイトルでした。
とはいえ、正解は当分の間、誰にも分かりません。
じゃあ、「正解がないのと一緒じゃないか」と思われるかもしれません。
それは全然違います。
「正解がある」と分かっていれば、正解を探そうと努力しますが、「正解がない」と思ってたら、なんでもありになってしまうからです。
ちなみに不正解はないと思ってます。
全ては正解に近づくためのトライでしかありません。
我々親は、子供に向き合って、何が我が子にとって最良なのか、試行錯誤しベストを尽くすしかないんです。
そして、子供が成人したとき、ようやく答え合せが出来ます。
あなたが是非、正解できますように。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは良い子育てライフを。
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